多摩川競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!

多摩川競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!

画像元:ボートレース多摩川 公式Facebook

全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?

競艇の予想では、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。

今回当記事では、『多摩川競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。

多摩川競艇場は東京都府中市に位置する『日本一の静水面の競艇場』として広く知られています。

多摩川競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

多摩川競艇場での的中率を上げたい人や、戸田競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。

それでは、順を追って見ていきましょう。

参考サイト:辛口予想オヤジ

多摩川競艇場の水面の特徴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像元:スポニチアネックス

それでは、多摩川競艇場の水面の特徴から見ていきましょう。

多摩川競艇場は井戸の水を使用しているため、水質は『淡水』になります。

そのため、海水の競艇場に見られる潮の満ち引きなどによる影響は少ないでしょう。

しかし、淡水の競艇場は海水の競艇場に比べて浮力が働かないという特性があり、各選手の体重差がレースに影響を与えやすくなるとされています。

また、浮力が働かないことで、体重が重い選手は引き波を乗り越えにくくなってしまうとも言われています。

そのため、多摩川競艇場でレースを予想する際は、他の選手と比較して5kg〜10kg程度体重の重い選手が舟券に絡む可能性は低くなってしまう傾向があると言えるでしょう。

そして、淡水など硬度が高い水面ではモーターの性能に差が出やすいと言われています。

特に、多摩川競艇場は水面よる影響が日本一少ないと言われているので、モーターの性能や選手の実力がそのままレースの結果に反映されやすいと言われています。

モーターの性能を確認するには、周回展示の際に第2ターンマークを周るところに注目しておくことがオススメです。

第2ターンマーク周辺は、前のレースの引き波が残っているため、モーターの回り足を確認しやすいと言えるでしょう。

回り足とは、ターンマークを周る際にコーナーに入ってから抜けるまでの『減速→旋回→加速』のバランスの良さを表す言葉で、モーターの性能が良いと引き波も乗り越えやすくなります。

上記のことをふまえ、多摩川競艇場で予想する際には選手の体重とモーターの性能に注目しておきましょう。

 

多摩川競艇場のコースの特徴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像元:ボートレース多摩川オフィシャル

続いて、多摩川競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。

多摩川競艇場は、全国に24ヵ所ある競艇場の中でも上位に入る広さが特徴です。

冒頭でも少し触れましたが日本一の静水面の競艇場で、クセもなく広いことから比較的女子戦が多く開催されている競艇場でもあります。

また、第1ターンマークの周辺が広いことや、風の影響も少ないことから、選手によっては他の淡水の競艇場と比較しても走りやすいと感じるそうですよ。

多摩川競艇場では、ピットから第2マークまでの距離が89mと短めになっているため、枠なり進入が多くなる傾向が見受けられます。

そのため、1コースの選手の1着率が高いなど、競艇のセオリー通りになることが多い競艇場と言えるでしょう。

しかし、多摩川競艇場はその走りやすさから、4コースの選手の実力が高かったり、モーターの調子が良いときは4コースからの『まくり』が決まりやすいことも特徴として挙げられます。

多摩川競艇場のレースで1コースの選手に不安材料がある場合、4コースの選手に注目してみるのもオススメですよ。

 

多摩川競艇場の風による影響

 

 

 

 

 

次に、多摩川競艇場の風による影響を見てみましょう。

多摩川競艇場はバックストレッチ側に防風林があるため、風の影響がほとんどないとされている競艇場です。

しかし、風の影響が全くないというわけではないので、公式サイトの直前情報などから必ずレース時の風の情報を確認するようにしておきましょう。

また、追い風の場合と向かい風の場合では有利なコースが変わるので、風向きにも注意しておくことが必要です。

こちらは、多摩川競艇場の公式サイトにもポイントが分かりやすく解説されているので以下に記載します。

ここ数年、対岸の樹林が電光掲示盤を越えるほどの高さにまで成長。南風への防風林となっているが、北風の場合はスタンドの上空を通過した後に水面への下降風となって樹林に当たり、風向が難しく変化しているのでは…と地元選手は考えている。

ただ、1マークで初動を入れる位置は、たとえ北風でも強くは吹かず乗りやすい。

インが強いのは東風(真追い)、差しが強いのは北東風(右斜め追い)。まくりが利くのは南西風(左斜め向かい)、あるいは意外に内のスタートが甘くなる東南東(左斜め追い)のとき。

引用元:ボートレース多摩川オフィシャル

風の影響がほとんどない多摩川競艇場で、強風が吹いているときはレースが荒れる可能性が高くなります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

多摩川競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ

 

 

 

 

 

 

 

最後に、多摩川競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。

多摩川競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。

コース 多摩川競艇場 全国平均
1コース 51.8% 53.4%
2コース 16.9% 14.4%
3コース 12.1% 12.1%
4コース 11.6% 10.5%
5コース 5.5% 5.4%
6コース 2.0% 1.7%

集計期間:2020年 3月 1日 ~ 2021年 2月28日

参考サイト:艇国データバンク

 

上の表から、多摩川競艇場のコース別のデータ傾向から以下の3つのポイントが挙げられます。

 

・どのコースからでも1着の可能性がある

・モーターの性能に注目する

・まくりの上手い選手に注目する

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

どのコースからでも1着の可能性がある

上記の表からも分かるように、多摩川競艇場のコース別1着率は基本的に全国平均と大きな差はありません。

しかし、1コースの1着率が全国平均と比較すると少しだけ低くなっており、その分他のコースの1着率が少し高くなっています。

その理由として、前記したように多摩川競艇場は全国的にも走りやすい水面で、あまりクセがないことが挙げられます。

その恩恵は当然、どのコースの選手にも言えることです。

そのため、レース毎に出場する選手の得意コースやモーターの性能を良く確認し、場合によってはどのコースからでも1着の可能性があると考えておいた方が良いでしょう。

 

モーターの性能に注目する

多摩川競艇場は淡水のため、水面が硬くなっています。

そのため、他の水質の競艇場と比べてモーターの性能がレースの結果に影響を与えやすくなります。

つまり、多摩川競艇場では周回展示や展示タイムでモーター性能をしっかりと確認しておくことが重要と言えるでしょう。

また、各選手のモーターについてのコメントにも注目しておくことも重要です。

『乗りやすい』とコメントしている選手は、選手の思い通りに艇を操縦できる可能性が高いので本番のレースでも活躍が期待できるでしょう。

 

まくりの上手い選手に注目する

多摩川競艇場では、第1ターンマーク周辺の水面が広くなっているため、まくりが決まりやすい傾向があります。

そのため、多摩川競艇場ではまくりの技術がある選手に注目しておく必要があると言えるでしょう。

ちなみに、女子選手や若手選手には『まくりは得意だが、差しやまくり差しは苦手』という選手が多く見受けられます。

その理由として、まくりはトップスタートから全速ターンができれば決まりやすいが、差しやまくり差しには他の艇の内側を抜く技術が必要になることが挙げられます。

そのため、多摩川競艇場は他の競艇場よりもスタートやターンが得意な女子選手や若手選手が活躍しやすくなっているのです。

また、競艇にはまくりの内側の艇は上位着に絡みづらくなり、まくりの外側の艇は上位着に絡みやすいという特性があります。

例えば、4コースの艇がまくりで1着をとる場合、『4-3』よりも『4-5』の並びになりやすいとされています。

これは、3コースの艇は4コースの艇に進路を阻まれてしまうが、5コースの艇は4コースの艇に付いていくことができるからです。

それに対し、1着の決まり手が差しのときは、内側の選手が2着に入りやすくなります。

このように多摩川競艇場のレースの際には、2着の選手を決める際に、1着の選手の決まり手まで考えると回収率が上がる可能性が高くなるでしょう。

 

まとめ

今回当記事では、『多摩川競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。

多摩川競艇場の特徴について、もう一度見てみると

 

・どのコースからでも1着の可能性がある

・モーターの性能に注目する

・まくりの上手い選手に注目する

 

以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

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